Posted by on 2017年8月12日

無農薬・無化学肥料の自然菜園を取り組む時にキーワードとなる「コンパニオンプランツ」

違う種類を一緒に植えることでそれぞれが助け合ったりいい働きをして生育がよくなります。

うちみるの畑でも種まきの計画を立てる際には野菜同士の相性も考えて場所を配置しています。

2017年の春蒔き種ではトウモロコシと大豆の混植で成果が出たのでレポートします。

コンパニオンプランツ実例「トウモロコシ(イネ科)と大豆(マメ科)の混植」

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コンパニオンプランツの基本

野菜には、それぞれ集まりやすい特定の虫があり、出やすい病気なども異なります。

こうした特性を利用して、違う種類の野菜を一緒に栽培することで、

病害虫を抑えたり生長を助けるといった、

良い影響が出る組合せを「コンパニオンプランツ(共生植物)」と言います。

やまむファーム「コンパニオンプランツの組み合わせと効果」より引用)

コンパニオンプランツを植えることによるお互いのメリットは様々です。

  • 虫がつきやすい野菜に虫が寄り付かない様にする
  • 日照時間や湿度を保つ
  • 菜園スペースの有効活用など

また逆に、一緒に植える事で根が競合して

お互いの生育を阻害したり交雑してしまう種類もありますので

コンパニオンプランツをチェックすると共に相性の悪い野菜でないかも確認しましょう。

コンパニオンプランツとして植える方法はいくつかあります。

  • 畝を隣同士にする。
  • 同じ畝で交互に植える。
  • 苗を定植する際に同じ穴に植えるなど

今回のトウモロコシと大豆は同じ畝に交互に植える方法で生育の違いが出ました。

トウモロコシ(イネ科)と大豆(マメ科)の混植を検証

companion-plants01

黒の太枠が1つの畝です。

オレンジ色の単独で植えている大豆は背丈が約30-40cmだったのに対して

ピンク色のトウモロコシと混植した大豆は背丈が約50-60cmでした。

(塗りつぶしがない白の大豆は中間だったので検証対象外としました。)

生育に約30-40%も差が出るとは驚きです!!

まだ生育途中なので、収穫量などにも差が出ましたらご報告したいと思います。

今回の検証に関してYoutubeにて動画でもレポートしていますのでぜひそちらもご参照下さい。

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